Rethink 夫婦の時間 二人のこと、もう一度。

ママはどうして働いてるの? 「いつまで働くのかな?」と私。「ずっとじゃない?」と夫

働くママにインタビュー。仕事と子育てに対する思いをうかがいます。

自分が上に立つよりも、誰かを裏で支えることが好き

今回は、テレビ制作会社の制作デスクとして働くSさんのお話。

昼夜の境目のない激務につく20代後半~30代前半のスタッフ(ほぼ全員男子)の業務管理をはじめ、健康状態に気を配ったり、たまには恋愛相談なども引き受ける、みんなのお母さんのような存在です。「突然来なくなっちゃう子もいたりするので、キャラクターを観察しながら、できるだけみんなとコミュニケ―ションを取るようにしています」。

女子大時代は、他大学のラグビー部のマネージャーを務めたり、大学卒業後も、病いに倒れた親の面倒を見るため1年実家に戻ったり。「確かに、だれかを手伝ったり、裏で支えることは好きかも」。

会社で知り合った夫とは24~37歳(!)までの長いおつきあい。「独身時代は20時前に会社を出たことはなくて、週3で飲みに行って、周囲も結婚しないし彼氏はいるし、毎日安定していて、楽しかったです」。

ちなみに女性社員として結婚したのはSさんが初めて。産休、育休も「当然取りますよ!? と半ば強引に(笑)」取得したそうです。

ずっと、と思うとぞっとする。でも受け入れるしかない。

仕事に大きな不満もないように思われるSさんですが、「あと何年働き続けなきゃいけないのかと思うとうんざりで…」とぽつり。

「夫はフリーの映像ディレクターに転身しまして、妊娠前にちらりと私、いつまで働くのかな? とこぼしたときも、ずっと働くんじゃない?と。金銭的なこともあるし、まぁそうなんだろうなって」。少し前なら、あがいたり抵抗していたりしていたかも、とSさん。

でも最近は「建設的じゃないのかもしれないけど、なるようにしかならないし、どんなこともなるべく受け入れるように」。まずは、毎日通う職場の雰囲気を、楽しく心地よくすることから心がけているとか。

「昔から映像の仕事に憧れていたし、願いは叶ったのかな」、と自分に言い聞かせるように話すSさんですが、縁の下の力持ちな今のお仕事、天職だと思いますよ。

裏方ママ
46歳・テレビ制作会社勤務。6 歳男子&52歳の夫の3 人家族。息子は100%パパ似、ママの要素ゼロで、「夫は分身のようにかわいがっています」。溌剌とした印象で年齢より若く見えるが、「いまの保育園はママの年齢が幅広くて助かりましたが、小学校は……戦々恐々です」

※この記事はHanakoママwebから転載しています。

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