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ライターFの体当たりレポート! 既婚者合コンに潜入してきました!

ここ最近、主婦たちの間で密かに流行っているという「既婚者合コン」。その名のとおり、既婚者同士が集まる合コンです。
そんなの、本当にあるの? とネットで検索してみたところ、なんと既婚者合コン専門の業者が数件出てきました。

しかも、ママモデルをしている友人になんとなくこの話をふってみたところ、その友人も数回参加したことがあるそう。女性側は子どもの小学校のママ友仲間、男性は同業のパパモデルや仕事関係のプロデューサーらしい。モデルとはいえ、こんなに身近なママ友でも開催しているということは、通常の合コンと違って口外しないだけで、毎日どこかで行われているのかも!? 

そこで、編集部ライターFが、実際に既婚者合コンの現場に潜入してきました。

ハイスペックな男性が集結

主催者は、何回か既婚者合コンを開いているという、知人の紹介で知り合ったラジオ局勤務のエミさん。彼女自身、17歳の息子さんがいる既婚者女性です。

場所は、銀座にあるイタリアンレストランの個室。「やっぱり個室なんですかね?」とエミさんに聞くと、「飲み会といえば飲み会だけど、他人の目線を気にしたくない、とみんな思っているから個室が基本」ということ。

女性メンバーは、主催者のエミさん(48歳)、篠原涼子似のナオさん(38歳)、スタイル抜群の清楚美女、ユカさん(34歳)。ナオさんは小学3年生の女の子のお子さんがいる専業主婦で、ユカさんは会社員。幼稚園の年長さんと小学1年生の男の子のママ。ふたりとも若々しくてキレイなことに、まず驚きました。そして、いつも以上にオシャレに気合が入っている感じもしました。ちなみに私Fは、37歳。小学校3年生の男の子、小学校1年生の女の子ママです。結婚前は人並みに合コンしましたが、結婚後の合コンはもちろん今回が初めて。潜入取材とはいえ、メンバーの中で一番緊張しているかも(笑)。

そして、何よりも驚いたのが、男性陣のレベルの高さ。会社経営しているユタカさん(33歳)、同じく会社経営のヨシキさん(35歳)、医師のハルキさん(41歳)、商社勤務のナオトさん(43歳)。みなさん、背が高くてスマートで顔も中の上。よく、こんな粒ぞろいの男性を揃えたな、と主催者のエミさんの人脈にも感心! あとからエミさんに話を聞くと、既婚者で恋人を探す男性は、ある程度お金にも余裕があって、自分に自信がある男性が多いのだとか。

既婚で出会いを求める理由とは?

まず、乾杯をして男性陣から自己紹介。どんな仕事をしているのか、趣味は何か、など普通の合コンと内容はほぼ変わらない。ただ、自分が独身の頃にしていた合コンと比べてみると、全員、結婚して子どももいるせいかガツガツしていないし、焦りもなく落ち着いた感じ。

おしぼりがない女性に気づいて、店員さんにさりげなく頼んだり、空調が寒くないか気を遣ってくれたり、これってある程度経験がないと出来ないことなのでは、と感心してばかり。

お酒が少し回ってきたところで、私から「なぜ、結婚しているのに合コンするのか」をズバッと質問してみました。

男性側の意見

ヨシキさん「うーん、僕の場合は結婚して3年、子どもが2歳なんだけど、妻は子どもにかかりっきりでかまってくれないし(笑)」
ハルキさん「僕も同じかな。子どもが産まれてから妻が“母”の顔しか見せてくれない気がして…。久々に、昔の“合コン”のドキドキを味わいたくなりました」
ナオトさん「僕の場合は子どももいないし、奥さんとはすごく仲良しなんだけど、たまには妻以外の女性と会話したり食事するのもいいかなって」

女性側の意見

エミさん「うちは、あまり夫婦仲がうまくいってなくて。子どもがいるから離婚はしないで我慢してるんですけどね。せめてちょっとした恋愛気分を取り戻したくて、合コンを開いています」
ユカさん「彼氏がいる友人に、結婚しても恋をしていたほうがいいと言われて。とはいえ、普段、出会いは全くないので。今日は、久々に夫以外の男性と話して少しドキドキしています(笑)」
ナオさん「私はこういう会に参加するのが初めてで。普通に男友達ができればいいな、くらいの気持ちで今日は来ました」

さらに深く探ってみると、男性は全員、浮気の経験があり。ナオトさんは、たまに逢瀬を重ねる女性が2人いるというツワモノ。男性は性欲が大きな動機で、どちらかというと、女性のほうが純粋に「夫以外の男性とも話してみたい」「久々にときめきたい」という気持ち優先な感じがしました。男性の下心が個人的には気になりましたが、女性たちは意外と割り切っている様子。

とはいえ、男性たちは最初から最後まで紳士で、ボディタッチしたり無理に誘ったりは一切ナシ。楽しく飲めて、もしその先繋がればいいよね、という感じが好印象だったのでした。連絡先は、主催者のエミさんがグループラインをつくるということで会はお開きに。
食事代は男性3人がスマートに支払い、22時に終了。男性陣は飲みに行くということだったのですが女性陣はそのまま帰宅。

非日常を味わえる場所

翌日、グループラインで「またみんなで飲みましょう」というやりとりがあり、そのあとすぐに、ヨシキさんから「今度、食事に行きましょう」とラインが。「ぜひ♪」とだけ返事をしましたが、とくにその後の発展は無し。

既婚者合コン初のユカさんとナオさんに、後日、感想を聞くと、素敵な男性と話せて、久々に褒められて女性扱いしてもらって、非日常を味わえたことが楽しかったということ。今回、ドンピシャな男性はいなかったみたいだけど、回を重ねるうちにもし誰か現れたときには、危険な道へと足を踏み入れてしまうのでは、という危うさも感じました。

私自身、既婚者合コンは初めてだったのですが、相手も同じ立場なので夫婦関係、子どもの話に共感してくれるのは、とても新鮮だったし、仕事や普段の生活圏内にはいない男性と話すには刺激になりました。また、お互い「既婚者である」ということを隠していないので、本音でコミュニケーションが取れるのも、気を遣わなくていいのかもしれません。

この会が「いい、悪い」は別にして、家事、子育て、仕事に追われる毎日に、この一夜が潤いをもたらしてくれたことは確かでした。

ライターF
37歳。小学校3年生の男の子、小学校1年生の女の子ママ。女性誌で主にビューティ記事を担当。