Rethink 夫婦の時間 二人のこと、もう一度。

教えて、恋愛の神様! 【ぐっどうぃる博士の夫婦恋愛学】夫婦の鮮度を保つためのハウツー。

夫婦生活を長く続けていると、どうしても生じてくるのが慣れ。“空気みたいな存在”とは、一緒にいて落ち着く、居心地が良いといい意味で使われもしますが、飽きてきている、マンネリ化してきているとマイナスに捉える場合も。たしかに付き合い始めの頃は何もかもが新鮮に感じられ、ラブラブだったのに…。そこで今回は、ぐっどうぃる博士に、夫婦の鮮度について聞いてみました。

編集部 男女が飽きる理由は、ズバリ何でしょうか?

ぐっどうぃる博士(以下、博士) 相手に価値を感じなくなった時に飽き始めます。だからずっと価値を感じてもらえれば、飽きられることはありませんよ。

編集部 でも、それってかなりハードルが高い気がします…(笑)。夫から価値を感じてもらうためにはどうしたらよいですか?

博士 夫が妻に求めている価値は主に4つあります。1つ目は恋人時代から引き続き、男女としての“性的”な価値、2つ目に友達のような気の許せる“パートナー”としての価値、3つ目に家事や子育てなど生活を共にする上での“結婚相手”としての価値、そして最後に“自由”を奪わない価値です。夫婦のカタチは千差万別なので、一概に全ての価値が必要というわけではなく、どれか1つの価値だけで成り立っている場合もあります。ただ結婚後も男女関係の鮮度を保ちたいなら、性的な価値が一番大事になってきます。

編集部 それは、セックスということですか?

博士 それも大事ですが、それだけではありません。性的価値とは、男性を恋に陥らせる女性の要素です。具体的には6つあります。

編集部 6つも!?

博士 それがこちらです。

【男性が女性に魅力を感じるポイント】
1.容姿やスタイルなどの美しさ
2.若々しさなどの健康
3.立ち振る舞いなどの女性らしさ
4.非日常と非現実感
5.自分が幸せにできそう感
6.手に入りそうで入らない距離

編集部 3つ目までは見た目に関してなのでなんとなくわかりますが、4つ目からは具体的にどうすれば?

博士 ちょっと待って、3つ目の女性らしさは見た目だけではありません。男性が「女性とはこうあるべき」と期待しているイメージです。我々がディズニーランドやハワイに一定の期待を持っているように、男性は女性にこうあるべきと期待するイメージがあります。そこには見た目だけでなく話すスピードもLINEにどんなスタンプを使うかも、聴いている音楽も含まれます。男性それぞれで少しずつ違うのですが、期待している女性らしさに合致していることが性的な価値を作ります。
それはさておき、“非日常と非現実”は、毎日生活を共にする=日常なので、結婚生活を始めると早い段階でなくなりやすい。だからたまにデートしたり旅行したり、恋人のような時間を持てばOK。“幸せにできそう感”は、基本男性は女性を幸せにしたいとずっと思っているのですが、女性は要求がエスカレートする場合が多く、応えられなくなってきて幸せにすることへのやる気が失せてしまうんです。6つ目の“手に入りそうで入らない距離”は、いつまでも興味の対象でいてもらうため、心を引きつけておくために必要です。

編集部 なるほど。手に入りそうで入らない距離は、一緒に住んでいても保つことができるんですか?

博士 できます。たとえば、態度をいつもより少しそっけなくしたり、「~してもいい?」というような普段の会話を「~してもいいですか?」と丁寧語にしてみるとか。あとは彼が帰ってくる前に寝る、料理や掃除など家事の手を抜く、会う時間を減らす(習い事をするとか)、LINEのスタンプを減らす、少し離れて座る、連絡の頻度を下げるなども効果的です。一方で、「手に入りそうで入らない距離」は、遠くに行きすぎたら近づくことも重要となります。たとえば、夫を放っておきすぎたり、子供だけを構いすぎたり、上に書いた行動をとりすぎたりすると、彼にとって「手に入らない距離」になるので、今度は近づく必要があります。例えばその場合は、甘えるような態度をとったり、タメ口になったり、料理をちゃんと作ったり、愛情のあるスタンプをLINEにつけたり、会う頻度を増やしたり、肩を揉むなどスキンシップをはかるなど、逆の行動をとるようにしましょう。

編集部 そうなんですね! それなら、すぐに実践できそうです。ちなみに、夫が自分に飽きてきているのは、普段の行動で読み取れますか?

博士 男性は必要以上に頑張ってしまう生き物なので、鮮度がある時はいろいろと奥さんに喜んでもらおうと、あれこれ頑張りますが、それが別の方向に向き始めたら飽きている証拠。たとえば会話が激減したり、いろんなことに手を抜き始めたり、家に帰るのが遅くなったり、友達との付き合いが増えたり…。優先順位が下がっていることが露骨にわかり始めたら黄色信号です。

夫のサインを見逃さないようにしなくてはなりません。また博士曰く、鮮度を保つために絶対にしていけないことは「ダメ出し」だそう。そこで、次回の【ぐっどうぃる博士の夫婦恋愛学】は、ダメ出しの危険性について、そして鮮度がなくなった時の対処法を教えてもらいます。

ぐっどうぃる博士
恋愛カウンセラー。理学博士(生命科学)。
自身の体験と生命科学の視点から確立した、独自の恋愛理論で、多くの女性たちの支持を集める。過去にカウンセリングした女性は延べ11000人以上。日本最大規模の恋愛相談サイト「恋愛ユニバーシティ」(http://u-rennai.jp)主宰。現在他の専門家と共に同サイトで電話相談などを精力的にしている。(https://u-rennai.jp/consult/adviser_list/

取材・文/鈴木恵美