Rethink 夫婦の時間 二人のこと、もう一度。

カツヤマケイコの夫婦時間

うちは結婚13年目になります。
子どもは長男、長女、次女の3人。

カツヤマケイコ

夫婦仲は特に悪くもないけど、私が一方的に夫に文句を言っていることは日常茶飯事。「開けたら閉めろ」とか「使ったら戻せ」とか「いらないものは捨てろ」とか「居間のソファーで寝るな」とか母親が子どもに言うようなことがほとんど。(私にはこんなオッサン臭のすごい息子はいないはずだが…)しかし夫の方はどうも私の小言など右から左のようで、言い返してもこないが、反省&改善する気もない。

家事育児は協力的かというと、うーん60%の満足度かな。基本、次女の保育園の送り、ゴミ捨て(もちろん家中のゴミを集めるところからの)、土日の昼食、夕食は料理好きな夫の担当で、平日の作り置きもしておいてくれる。

こう言うと「料理してくれるのうらやましい!」と必ず言われるし、私もそう言われると「不満を言うのは贅沢かな?」と一瞬思ってしまうが……、

いやいやいやいや、家事って5億個あるじゃないですか!!!

カツヤマケイコ

もっと協力してもらわんと困るとです!

それでも一人目を出産した頃から比べたら、だいぶ家事をやってくれるようになった。13年かけて「やらなきゃいけないこと」の山を、本当に削り取るようにして
減らしていったからな。

カツヤマケイコ

これまでやってきて効果的だったのは文章で伝えること。先にも書いたように口で伝えても夫は右から左。紙に書いて「見える化」すると夫にも届くようです。(ちなみに男脳のしくみなのか「見える化」は息子にも有効であります)

カツヤマケイコ

さて、だいたいは私が一方的に文句を言っているだけですが、たまに夫も私に不満をぶつけてくる。私は右から左に受け流すという高等?な機能は備わってないので脊髄反射で言い返し、言い争いになることも。夫も私も関西弁なのでその迫力はなかなかのものです。13年間で殴り合いのケンカも2回あった。(夫は忘れているだろうけど、私はその恨みを死ぬまで忘れへんで~)

まぁ他の家庭よりは激しいだろうな、という自覚はあったが、ケンカに関して、先日衝撃的な出来事が!

先月、年1回あるかないかのママ会が開催されたんだけど、そこで「夫婦ケンカをするか」という話をふってみたところ、私以外の6人が「結婚してから一度もしたことがない」と言うのです!!!マジで!?

「どんだけ完璧なダンナなんだよ…」と聞けば、家事育児に協力的ではないパパもちらほら。一番驚いたのは「新居も勝手に決めて、引っ越し日も勝手に決めてさらに引っ越し当日、自分は出勤した」というパパ!!!! (言っとくけど皆、共働きですよ~)

私ならキレにキレ…どころか「離婚」の二文字もちらつく案件、当のママは「んもー、ひどいですよね~」くらいの温度。

菩薩かよ!!!!!!!!

そこまでじゃなくても「トイレ掃除だけ担当」とか「子どもの行事はほぼ来ない」とかいうパパもおり、それで夫婦ケンカが一度もないって…

お前ら菩薩かよ!!!!!!!!

この一件で「私は器が小さすぎるんじゃないのか」とか「怒りの沸点低すぎるんじゃないのか」とか、ショックを禁じ得ず…。しばらく「ダメ人間」なのかもと悶々としてましたが、その後さらに、夫婦ケンカについてリサーチを続けたところ、ケンカをしたことがないママの中には「言ったってムダ」や「不満があっても強く言えない」「ケンカする=離婚になりそうで怖い」という消極的な意見もあり、「ケンカだできるのは羨ましい」という意見も。

100組の夫婦があれば100通りの夫婦のルールというか問題の越え方はあるのだろうし、それがケンカであってもなくてもいいのかな、という自分を肯定する結論に落ち着きました(笑)。

それでも、もう少しケンカは減らしたい。子どもの前でもケンカしちゃうことも多々あるのですが(なんせ脊髄反射なので)、「子どもの前で夫婦ケンカするのは虐待」と知ってから、あの関西弁の迫力あるケンカは少ないにこしたことはないと思うのです。

カツヤマケイコ

今回ケンカのことから派生して夫のことをよくよく考えてみると、私の夫に対する不満の大部分は「家事育児云々」ではなく夫の「一貫性がない」「自分に甘く、他人に厳しい」ところで、それがケンカの原因になることも多いな、と思い至りました。

この夫に対する不満を一度、ゆっくり聞いてもらいたいのと、夫の私に対する不満もしっかり聞いてみたい。子ども達のいないところで。(子どもの前で語り合うといろいろ影響しそうなんで!)

恋愛感情皆無の今、そういうテーマでデートするのも悪くないかもしれないな…。双方の実家も遠いので2人でのデートはなかなか難しいけど、子どもを寝かしつけてからもう一度居間に戻って、一緒にお酒を飲むのでもいいかもしれない。

カツヤマケイコ

まだまだあと40年くらいは人生をともにするパートナー。恋愛感情はなくなり、愛情…というか友情に近いものしかないからこそお互い気持ちよく暮らしていく為に改善できるとこはしていけたらいいな~。三つ子の魂百までなんで、どこまで直せるか自信はないけど(笑)

カツヤマケイコ

カツヤマケイコ
阪急百貨店に5年勤務ののち、フリーのイラストレーターに。主に女性誌や実用書などで活躍。現在10歳(男)7歳(女)4歳(女)の3人の母親。飲み会が大好きだが、子どもが生まれてからは子どもをアテに家呑みの毎日…。主な著書に『ごんたイズムシリーズ『女2人の東京ワイルド酒場ツアー★』『まるごとわかる保育園』などがある。Hanakoママwebにて「カツヤマケイコの絵日記」好評連載中。