Rethink 夫婦の時間 二人のこと、もう一度。

『夫婦の時間』ディレクターのRethik。 私が突然、夫とケンカをしなくなった理由。

Rethinkのディレクターを務め、約1年。あらゆる夫婦の多岐にわたる悩みを聞き、さらにその悩みを解決するべく、心理カウンセラーや脳科学者、産婦人科医などその道のプロフェッショナルである先生方に取材を重ねてきました。

実際に、私自身も多くの読者の方たちと同じく夫婦関係について悩んでいたため、先生方とお話をするたび反省したり新しい気づきを得たり、感情が目まぐるしく動く1年でした。そんな中、ここ半年、夫と全く喧嘩をしていないことに気づいたのです。

さらに、家ではいつも機嫌が悪かった夫の笑顔が増え、子供の面倒も以前より見てくれるようになったのです。夫からのLINEの文章にも、今までほとんど言われたことにない「ありがとう」のひと言があったり。それまでは、「離婚したい」と口に出すこともあったし、子供も心配するほど喧嘩をしていたのがウソのように無くなっていたのです。

知恵と工夫で夫婦仲は改善する。

そこで気づきました。先生方のおっしゃっていたことを私が実験台として実行していて、その結果、喧嘩がなくなったのだと。世の中には、恋愛然り、夫婦の問題を解決するためのハウツー本や知恵袋、ウェブのコラムに溢れています。

ただ、そのとき読んで納得して実行しても3日坊主で終わったり、実践しようと思っても面倒になって忘れてしまったりすることが多いもの。

私も普段、読んだときは納得しても、実行に移すまでしていなかったですが、実際に実行することで、明らかに効果があるということを身をもって体験しました。
友達との関係、職場での人間関係を円滑にするために、ちょっとした言い方に気を付けたり、相手の顔色をうかがうのと同じで、家族だからといって気を遣わなくていいわけではありません。
とくに、プライベートで毎日顔を合わせる相手だからこそ、距離感を測りつつ接することが大事なのです。
私が実践したメソッドは、すべてRethinkのコラムに書いてありますが、今回、その意見をもとに私がたどり着いた解決法をダイレクト版として以下にまとめるのでぜひ参考にしてみてください。

感情的になると自分が損すると知る。

夫から傷つくひとことを言われたり、イラッとする態度を取られたりすると、つい感情的になってしまいがちですが、そこでガミガミ言ってしまうと、改善どころか火に油を注ぐだけ。
なかなか人の性格は変わらないと割り切って、スルーする能力を身につけるのが得策。
もし何かを伝えたければ、名越先生の助言を参考に、「そういう風に言わないでもらえますか?」「ここを直してもらえますか?」というように、丁寧に提案してみる。

怒りのエネルギーはどんな感情よりも強烈で、老化の原因になる活性酸素を発し、細胞にダメージを与えます。その結果、怒っても、自分がソンすることに。感情的になりそうになったら、音楽を聴いたり、家事をしたりして気を紛らわし、気持ちが落ち着くのを待つ工夫を。

参考記事→夫にイラッとしても怒らずに解決する方法
https://rethink-fufu.jp/interview/2739/

夫婦でいる「現在」に感謝をする。

うちの夫は家事を一切やりません。できるのに、私がいるからやらないのです。それなので、積極的に手伝ってくれるパパがうらやましい!といつも思っていました。でも、あるときそのことを、夫を若いころ亡くした中国人の先輩ママにグチッたら「夫がいなくなって初めて、誰かのために何かしてあげる幸せに気づいた」と彼女がぽつり。そのとき、ハッとしました。イクメンの夫を持つ妻を見ていても、結局「洗濯物の干し方が嫌」「洗い物が雑」など、やってもらったらやってもらったで不満が出てくる。人間って、どんどん欲求が多くなっていくものなのです。もちろん、何もしないことを肯定するべきとは思いませんが、「健康でいてくれる」「一緒にいられる」という現実に感謝をすることに目を向けること違った視点でパートナーに接することができます。それでも、どうしても食器洗いをしてほしい!手伝ってほしい! という方は、ぐっどうぃる博士の助言を参考にしてください。

参考記事→教えて、恋愛の神様! ぐっどうぃる博士の夫婦恋愛学「夫へのダメ出しが招く結果とは?」
https://rethink-fufu.jp/love/2244/

自分で自分の機嫌をとる。

結局、自分のことは自分でしか幸せに出来ないんです。夫が誕生日を忘れていた、結婚記念日に何もしてくれない、子供が言うことを聞いてくれない、勉強してくれない…、誰かの行動で自分を満足させようとしても、人を思い通りに動かすことはできないので、多大なるストレスがかかります。そして、自分が思っていた通りに相手が動いてくれないと、イライラが溜まって悲観的になり、幸せそうな人の投稿を見て落ち込む。私も勝手に被害者になるタイプでした。でも、自分で自分を楽しませる努力をするようにしたら、夫に誕生日を忘れられても、子供がテストで30点を取ってきても、キラキラの投稿を見てもそこまで落ち込まなくなりました。そう、「自分にご褒美大作戦!」です。美味しそうなスイーツを自分だけのために買う、カフェで本を読む、リフレクソロジーで30分癒される、などちょっとした「至福」をコツコツ貯金するように重ねていくと、不満がハッピーな気分でカバーされるのです。また、時間がない!という人に個人的にオススメするのは、クラシック音楽を聴くこと。複雑な旋律と周波数で構成されているクラシック音楽は、自律神経を整えハッピーホルモンであるセロトニンの分泌を高めてくれます。ぜひ、自分で自分の機嫌を取ることを習慣にして、イヤな気持ちを感じにくいメンタルを作りましょう!

参考記事→脳科学者・黒川伊保子さんに聞くプラトニックラブのすすめ
結婚後の正しい恋の在り方【後編】

https://rethink-fufu.jp/love/699/

参考記事→音楽の力で夫婦円満!
新婚時代の甘い感覚が蘇る。聴くだけで夫婦仲が縮まる音楽とは?【前編】

https://rethink-fufu.jp/interview/3222/

おわりに。
「Rethink夫婦の時間」を通して、私自身「夫婦関係」に真正面から向き合うきっかけになりました。
毎日忙しさに追われていると、つい夫婦問題が先延ばしになってしまいます。でも、この先、長く一緒にいるなら、出来るだけ心地よい関係を長く続けたほうが、お互いにとって幸せなこと。

このコラムを読んで、少しでも気持ちがラクになったり、隣にいる夫のことを「悪くないかも」と思える瞬間が生まれれば嬉しいです。